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2013年02月27日

オクタヴィアヌスのワガママ!!

カテゴリー:
三井のひとり言

うるう年の続き 

 

うるう年はなぜ他の月でなく,2月を1日増やすかを調べてみました。

1年を12の月に分けることは,ユリウス暦よりも前に使われていた

太陰暦(月の動きにもとづく暦)によってはじまったものです。

この太陰暦では,2月がその年の最後の月だったのです。

もともとユリウス暦では,大の月(31日)と小の月(30日)が交互に6つありました。

しかし,それでは1年が366日になります。

31×6+30×6=366(日)

そこで最後の2月を29日とし,うるう年だけは2月を1日増やして30日にすることにしました。

うるう年以外の年は,次のようになっていたわけです。

      1月(31日)・2月(29日)・3月(31日)・4月(30日)・
      5月(31日)・6月(30日)・7月(31日)・8月(30日)・
      9月(31日)・10月(30日)・11月(31日)・12月(30日

なんと分かりやすい、30日と31日が交互にくるなら、

なにも悩まなくても、覚えられたのに!

ところが,ローマ帝国の初代皇帝となったオクタヴィアヌスという人が,

2月から1日とって28日にするかわりに,自分の誕生月である8月に1日を加えて31日にし,

その後の大の月と小の月を入れ替えてしまいました。

      1月(31日)・2月(28日)・3月(31日)・4月(30日)・
      5月(31日)・6月(30日)・7月(31日)・8月(31日)・
      9月(30日)・10月(31日)・11月(30日)・12月(31日)

 2月が特に短かったり,7月・8月と大の月が続くのは,

オクタヴィアヌスが8月に生まれたのが原因なのです!

この人のワガママで、ややこしくなったんです! 

大→小→大→小って、単純だったのに! 

 

ともかく,こうして2月は28日となり,うるう年だけ1日増やして29日にすることになったわけです。

 

ちょっとした予備知識(雑学?)が備わったのではないでしょうか?

 



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