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近況報告ブログ 谷元だより 今日も谷元工務店は地元をベースに東へ西へ。お客様と感動を共有するため、地道にがんばります。大きな視野と細部を見つめる目を大切に。

2013年02月26日

2月末!

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三井のひとり言

寒い日が続きますね。

現場に出てたら、足の先の感覚がなくなって、痛みすら感じる今日この頃です。

青森県では積雪量が史上最大を更新し続けておりますが、

5m60㎝なんて積雪、全くどんなんか想像つきません。

その雪が家の屋根にのってるって状況、いったい何トンあるんだか・・・

どんな屋根にしとかんとあかんのか?つぶれない強度って??

どれだけを想定しとけばいいのか?耐震もさることながら、耐雪も大切???

われわれ建築に携わっていると、ついつい屋根の強度やらに関心がいってしまいます。

そんな豪雪のニュースで賑わっていますが、もう2月も末ですね。

 

この時期になると、必ず

「4年に一度の誕生日(2月29日)のひとはいいよな~(^^)

           4年に一度しか歳とらないんやもん、みんなが二十歳の時に五歳???」

なんて会話を交わしている人がいるのでは?

そう、うるう年。今年は通常の平年と言われる28日までですが、

昨年は2月29日と、一日多かったですね。

 

うるう年は西暦で4が割れる年に(4年に一度)、2月が29日まであるってこと。

じゃあ、なんで4年ごとに365日+1日になるの??

って、思いませんか?

 

博学な人、

学生のころにきっちりお勉強していた人や、

天文、宇宙に興味のあった人、

なんでだろう?が無くならないと気持ち悪い人などは知ってる事でしょうけど、

 

ちょっと知らないわって人に、簡単に説明しちゃいましょう!

って言うてるわたくしも、受け売りでしかありませんが・・・。

 

まず,1日と1年がどのようにして決まっているかを確かめておきましょう。

  • 1日......地球は地軸を中心に回転していますが,これを自転といいます。この自転のために,

        地球にのっかっている私たちには,太陽や星が回転しているように見えます。                                 

        このとき,太陽が1回転して見えるのにかかる時間が1日=24時間です。

 

  • 1年......地球は太陽を中心とする軌道(きどう)を回転していますが,これを公転といいます。                    

       公転によって,地球が太陽のまわりを1回転するのにかかる時間が1年です。

 

このように1日は自転によって,1年は公転によって決まります。

そして1年はおよそ365.2422日になるのです。 

さて,1年を365日としてしまうと,1年に0.2422日(5時間48分46秒)ずつ余ってしまいます。

そこで,この余りを吸収してしまうために考えられたのが,うるう年なのです。

 

うるう年を最初に定めたのは今からおよそ2000年も前のユリウス暦(れき)です。

この暦(こよみ)では,4年に1度,1年を366日としています。

それでは,4年間の平均では1年は何日になるでしょうか? 

4年間のうち,3年が365日で1年が366日になるから,
  (365×3+366)÷4=365.25
ユリウス暦では,1年の平均は365.25日になります。

 

実際の1年はおよそ365.2422日だから,ユリウス暦の1年は,

実際の1年よりおよそ0.0078日(約11分14秒)だけ長くなっています。

0.0078日なんて短い時間だと思うかもしれませんが,

それでも128年間でおよそ1日のずれになってしまいます。

ユリウス暦が1500年以上も使われたために,ずれが10日以上になってしまいました。

 

こうしたずれを修正するために新しく16世紀につくられたのが,

グレゴリオ暦です。この暦では,次のように定められています。

  • 4の倍数の年をうるう年とする。
  • ただし,100の倍数の年はうるう年としない。
  • ただし,400の倍数の年はうるう年とする。

 

ユリウス暦よりも複雑になっていますね。この場合,400年間の平均では,1年は何日になるでしょうか? 

400年間で4の倍数の年は100年あります。

そのうち100年目,200年目,300年目はうるう年ではないから,

うるう年は全部で97年あります。

だから,
  (365×303+366×97)÷400=365.2425
 グレゴリオ暦では,1年の平均は365.2425日(365日5時間49分12秒ちょうど)となり,

 実際の1年との差はわずか0.0003日=約26秒です。

 

ところで,グレゴリオ暦と実際の1年の差は「わずか0.0003日」と書きましたが,

「塵(ちり)もつもれば山となる」というように,およそ3323年で1日のずれができます。

このずれをいつ修正するかについては,現在はまだ決められていません。

 

この、うるう年についての歴史は本当に古いんですね。

2000年も前から、1年が365.25日だなんて、どうして計算したんでしょう??

多少のずれがあったとしても、4年間で1日のずれが生じるってことは発見してたんだから、

すごいですよね。

今の様な優れたコンピューターや、精密機械がない時代なのに、ね。

 

また、このうるう年と1年(12か月)の末日が30日と31日とあることも、ちょっと関係があるんですね。

誰かのせいで、その誰かの、言うたらワガママで、30日と31日とある月がややこしくなったんですよ!!

ほんとなら、30日と31日と交互に来るはずだったのに。

興味のある方は、一度図書館などで調べてみては??

 

誰のせいかは、後日答えをおしらせしましょう!

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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