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こんなんになりました!!
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- 工事紹介
今年もまだまだ雪がやまもり降っており、寒さ全開ですね。
でもみなさん、寒いからと言って、おうちにこもりっきりになってませんか??
こんな時こそ、外に飛び出してウィンタースポーツを楽しみたいものですね。
さて、大改装現場の状況ですが、
こんなんになりました画像を、一発目にドーンと載せましょう!
なんと、跡形が全くありません・・・。
ん~、結論から申しますと、昭和40年代の建物で、
基礎もかなり弱っている状態で、元々の柱・梁も全体的に細く、
柱脚も一部で、アリが食ってたり、腐食してたり。
想定の範囲内ではありますが、いい状態とは言えませんでした。
大屋根は、打合せ当初は残しておく方向だったのですが、
この大屋根も、以前の増築の痕跡が色濃く残っておりましたのと
向って左側と右側とで独立した屋根がそれぞれかかっていた事もあり、
新たに一戸のおうちにしていくに当たり、この屋根が残っていると、
水回り的にも、今後の屋根の工事的にも、はたまた全体の工事にも
大いに影響してきそうなので、悩みに悩んだ結果ですが
撤去することとなりました。
こうして、大屋根まで取り払いますと、
建物の水平と垂直を土台から修正する事が可能となり
また、腐った柱や細い梁、屋根が乗ってる桁なども
部分的に差し替える事が出来ますし、
二軒合わせた一つの屋根がかけられる事で、隣り合わせとなっておりました建物の隙間も、
解消されるので、屋根からの雨漏れ等の可能性も、ゼロにする事が出来るのです。
既存の屋根に対して、前回増築部の屋根に、瓦棒葺の鉄板屋根が
差し込まれている状態でした。
既存の屋根の一部をめくり、鉄板屋根の下地が食い込ませてある状態。
既存のヒサシが食い込んでいる状態。
この時点で、どないしよ、どないしよ、残せるか?撤去せないかんか?
天井を見上げて思案してる状態でした。
以前にも同じような大改装の現場がありまして、
その時は、箇所は違えど元の躯体を残しているために、
新しい躯体と絡める箇所等で、ものすごい手間がかかった現場があって、
ここでも、二の舞を演じる事がないよう、決断の時でした。
私だけの判断ではどうにもできないので、社長に助け舟を出してもらい、
大工さんの意見も聞き、最終的な答えを持って施主様に伝えました。
「撤去した方が、後々にいい影響を与えます。」と、
私からは、よ~話せなかったので、嫌な役目を社長にお願いした次第であります。
なんと頼りない私でしょう...。
そして社長、申し訳ありませんでした!
屋根があるとき!!
ないとき!
そして、笑顔(551のホウ〇イかっ!!)
綺麗に散髪された状態です。
頭すっきりです。
こんな過程があり、一発目の画像へと変貌を遂げるのです。