- 谷元工務店ホーム
- 近況報告ブログ 谷元だより
- 遣り方(水盛り遣り方)
- 三井のひとり言 (26)
- 三井の趣味の世界 (7)
- 休日の過ごし方 (18)
- 壬生谷元会 (3)
- 家を守るメンテナンス (12)
- 家を建てる基礎知識 (3)
- 家を知る建築用語 (13)
- 工事紹介 (8)
- 業務連絡 (3)
- 社長ブログ (4)
- 2011年9月 (6)
- 2011年8月 (5)
- 2011年7月 (5)
- 2011年6月 (1)
- 2011年5月 (1)
- 2011年4月 (8)
- 2011年3月 (4)
- 2011年2月 (7)
- 2011年1月 (8)
- 2010年12月 (2)
- 2010年11月 (5)
- 2010年10月 (10)
- 2010年9月 (10)
- 2010年8月 (18)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (1)
2011年09月13日
遣り方(水盛り遣り方)
- カテゴリー:
- 家を知る建築用語
水盛り遣り方(みずもりやりかた)とは
工事を着手する前に、
建物の正確な位置を出す作業のことで、
別名、丁張り(ちょうはり)とも言います。
まず、設定GL(基準となる地面の高さ)を決め、
約1.8m間隔に水杭(ミズグイ)を立て、
水平ライン(基礎の上端の高さ)を記し水貫(ミズヌキ)でつないでいきます。
水杭と水貫が動かないように、
筋交い貫(すじかいぬき)を斜めに打ち付けて固定します。
更に水貫と水貫の間に水糸を張って、
基礎(建物)の中心線を印します。
遣り方は
レーザーによる位置出し器を使って直角や水平を出しますが、
レーザーが普及していない頃は、
原始的な方法で正確な直角や水平を出していました。
直角の出し方は
辺長さが、3m、4m、5mの三角形を作ると、
直角三角形を作る事ができます。
大工さんはこれを「サシゴ」といっています。
レーザー墨出し器の様な便利なものが無かった時の水平の出し方は
透明なチューブの中に水を入れ、図のように出していました。
「水盛り遣り方」の「水盛り」は
このような方法で水平を出していたことからきています。
家づくりを応援する情報サイトから引用