- 谷元工務店ホーム
- 近況報告ブログ 谷元だより
- 現場打合せ・下見での七つ道具
- 三井のひとり言 (24)
- 三井の趣味の世界 (6)
- 休日の過ごし方 (13)
- 壬生谷元会 (3)
- 家を守るメンテナンス (12)
- 家を建てる基礎知識 (3)
- 家を知る建築用語 (10)
- 工事紹介 (3)
- 業務連絡 (3)
- 社長ブログ (4)
- 2011年6月 (1)
- 2011年5月 (1)
- 2011年4月 (8)
- 2011年3月 (4)
- 2011年2月 (7)
- 2011年1月 (8)
- 2010年12月 (2)
- 2010年11月 (5)
- 2010年10月 (10)
- 2010年9月 (10)
- 2010年8月 (18)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (1)
現場打合せ・下見での七つ道具
- カテゴリー:
- 三井のひとり言
私の仕事はお問い合わせがあったとき、
まず一番にお宅にお伺いをして、
おせっさんのご意向をお聞きし、工事が可能かどうかも含めて、
現場をしっかり見てこなくてはいけません。
社長が同行してくれたらとても心強いのですが、
一人で下見に行った時は、何度も現場に足を運ぶこともあります。
でないと、正確な見積もりが出せないばかりでなく
いざ工事が始まってから、打ち合わせにない追加工事が発生したり、
工事自体が計画通り進まないことにも繋がるからです。
そこで、登場するのが僕が愛用している「七つ道具(実際には七つ以上あるのですが)」です。
一つづつ紹介していきましょう。
スケールですね。
メジャーとかコンベックスなんて呼ぶ人もいますね。
目盛りがセンチだけのものや、
尺目とセンチが表記してあるものもあります。
正確な寸法を測るためにもJIS規格に適合した物を持っています。
5.5m測れるものや、7.5mまで測れるものもありますよ。
建築業では5.5mのものが主流のようです。
当たり前ですが、寸法を測る道具です。
これがないとなにも始まりません。
お部屋の大きさ・天井の高さ・棚の設置位置・手すりの高さ・窓の開口寸法などなど、
既存の物を測ったり、これから作るものをおせっさんや協力業者と打ち合せたり、
ほんとにこれがないと話しになりません。
僕はズボンのベルトにホルダーを付けて肌身離さず持っています。
ポケットなどに入れてると、必ずどこかに置き忘れたり落としたりするもんで・・・。
この仕事では、1㎜がとても大切なんです。
いや、うちの職人は0.5㎜を操作してますね。
0.5㎜寸法が違うだけで、修まらない箇所があったり、
不自然に見えたりするんです。
だから現場を一番に見てくる方も、自然と見方が細かくなってきます。
いい加減に下見してきたら、すぐに職人に突っ込まれるし、
逆に的確に指示が出せませんからね。
ってことで、七つ道具の一つ スケールでした