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2018年08月02日
流れ橋に行ってきた!
- カテゴリー:
- 三井のひとり言
この、記録的猛暑が続く、むちゃくちゃ暑い日にではあるが、
自転車で城陽の木津川にかかる流れ橋、
正式名 府道八幡城陽線 上津屋橋(こうづやばし)に行ってきた。
昔の風情をのこすこの橋は、よく映画の撮影などでも使われているらしい。
我が家から、20kmほどの距離。
桂川沿いにある、八幡木津自転車道というとても走りやすい道が
この橋まで繋がっているのである。
確かに晴れているので
自転車で走っているときは、それなりに気持ちがいいし、
たくさんのライダーが、サイクリングを楽しんでいました。
この前の平成30年7月豪雨の影響で ところどころ、堤防の一部分が壊れている箇所があった。
そこは注意して走る必要はありましたが。
総じて気持ちのいいポタリングでした。
自転車道から望む流れ橋です。
目前には茶畑?があり、
ほのぼのとした、良い景色でした。
この流れ橋、
なぜ上津屋橋(こうづやばし)という
正式名称があるのに、
「流れ橋」
とよばれているのかな??
それは、下に流れる木津川が増水した時に、
ワイヤーに繋がれただけで、
固定されていない橋板が、橋脚から離れて
流される構造になっていることから、こう呼ばれるようになったんだって。
では、なぜわざわざ壊れやすい?
流されやすい構造になっているのでしょうか?
それはね、
通常、橋は増水したときの水流や水圧に耐える為に
しっかりした橋脚を作り、その上にしっかりした橋板を
乗せる構造になっている。
が、この流れ橋は、
全く考え方が逆で、水圧に耐えられなくなったら、
一旦流れるようにしておいて、倒木や巨大岩が流れてきても、
スルーできるようにして、水位が落ち着いてから、
ワイヤーに繋がれただけの、流された橋板を手繰り戻して、
元の状態に戻すって構造の橋なんだって。
昭和28年に建設・完成してから実に22回も流されているようです。
しかも、2011年からは4年連続で、橋が流出していたこともあり、
2015年の復旧工事の際には、巨額の予算(3億5千万円)が投じられて
橋脚の補強や、構造自体の見直し等が行われ、
「流れ橋」とはいうものの、流れにくい構造に大規模に変更され、
現在の雄姿となっているようです。
でも、通称「流れにくい橋」とはならないよね・・・。