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近況報告ブログ 谷元だより 今日も谷元工務店は地元をベースに東へ西へ。お客様と感動を共有するため、地道にがんばります。大きな視野と細部を見つめる目を大切に。

2016年03月15日

「ろんどん」って?

カテゴリー:
三井のひとり言
こんにちは!みついです。

ただ今、夕方の5時、少し風が冷たいですが、おなかもすいてくる時間ですね。

今日は、こんなぺこぺこおなかの三井が、ふっと思い出した懐かしい味について一言。


先日、ひっさしぶりに新京極から河原町あたりをぶらぶら家族で散歩してたんですが。
昔あった店が無くなっていたり、新しい大きな店がいくつも出来ていたり。

ビブレももう無いんですよね・・・。浦島太郎状態??? いつから河原町行ってないにゃろって感じ。

でも、中学生から高校生くらいのときよく通っていた
軍用服やミリタリー用品を扱っているお店はいまでもありましたわ!
思わず、息子連れて店入って、
興味示してない息子に滔々と、ミリタリー用品のうんちくを語ってしまいました。

そのお店のお向いに、カッチャン!カッチャン!
なんともアナログな機械が、おいしそうなものを作り出しているのが、
これもまたとっても懐かしいモノの一つなんです。

僕がまだ小学生くらいの時に、おじいちゃん、おばあちゃんも同じ京都市には住んでいたのですが。

おじいちゃんは、自宅でお商売をしていたので、なかなか忙しくしてる人だったんですが、
一ヶ月から二ヶ月に一回程度、おじいちゃんおばあちゃんを家にお誘いして、一緒に夕ご飯を食べるのが楽しみでした。

お家に来てくれた時に、いっつも、毎回、100%の確率で(笑)、手土産を持って来てくれてたんですが、
それが、このカッチャン、カッチャンのお店ロンドンヤの、

その名もロンドン焼き 知る人ぞ知る京都の銘菓 ロンドン焼き

買って来てくれて、すぐに包装紙を開けると、まだ出来たてでほんの~り温かくて、
その湯気と包装紙の印刷インクの撹拌したにおいは、今でも忘れられない、何とも言えんにおいがしました。

カステラのような生地の中に、白いんげんを原料にした白こしあんがたっぷり詰まっている饅頭なんですが。

やわらかくて、甘くって、でもクセもなく後味すっきり、何個でも食べられる饅頭なんです。

兄妹で何個づつや!とか、言いながら取り合いしてたのを思い出します。

このロンドン焼きを見ると、今は亡きおじいちゃん、おばあちゃんを思い出しますわ。

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先日行った時も大盛況。
カッチャン、カッチャンにみんな興味津々 

その正体がこれ!
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うちらのチビ達もガラス越しにへばりついて見ていましたよ
この機械が、またうまいこと動きよるんですわ!
こっちの腕がこうなってる時に、裏の腕はこうなって・・・。みたいな。
チェーンで工程が連動しとるようなのですが、これつくった人、天才ですわ。


この饅頭、店頭で一個から販売してくれますので、新京極、四条河原町近辺に行かれた方は
是非お立ち寄りを!!
新京極四条上る東側に見えてきますよ。

でも、なんで「ロンドン」なんでしょうか。



それはね、

昭和22年創業当時、戦後間もないときに、
ネーミングでインパクトを与えたいと、ロンドンとは縁もゆかりもないんですが、
ハイカラなイメージの 「ろんどん」と命名されたようです。

それから70年余り、美味しさはもちろん、そのインパクトのある名前もあって、
いまでも京都を代表するお菓子として親しまれているんですね。


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