株式会社 谷元工務店

  • お電話・FAXでのお問い合わせ
    電話:075-311-3626 FAX:075-321-6653
  • Eメールでのお問い合わせ

近況報告ブログ 谷元だより 今日も谷元工務店は地元をベースに東へ西へ。お客様と感動を共有するため、地道にがんばります。大きな視野と細部を見つめる目を大切に。

2012年01月20日

工場見学

カテゴリー:
三井のひとり言

普段、現場と、わが事務所、わが作業場との移動では、

まずみることがないのですが、

仕事の合間を利用して、社長と社員一同で行ってきました。

いわゆる社会見学と言うやつですか。

 

木造の新築一戸建ての、骨組みとなる土台・柱・梁、

それに付随する筋交いや間柱など、

以前は、熟練の大工さんが図面を基に、

木材の特性・くせなどを読み、ほぞや仕口を刻んでいたのですが、

現在はプレカットという

事前に大きな工場で、木材を機械で加工して

現場では、組み上げるだけと言う方法が主流となっておりますが、

 

そのプレカット工場に行ってまいりました。

マツシマ林工株式会社様

関西でも屈指のプレカット工場で、

まず、到着してもどこが入り口なのか分からないくらいの

むちゃくちゃ広い敷地でした。

その工場に入ってまず驚いたのが、向こうが見えないくらいの広さと、超ぶっとい集塵機のダクト!

あんなダクト見たことない、くらい太いのが工場中張り巡らされていました。

 

CA3A0536.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンピューターに指示されて動くアームとローラーで

柱や梁が、次々とCAD図面通り刻まれていく様子は、

圧巻でした!

CA3A0537.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑加工される前の梁たち、刻まれる順番待ち。

 

 

CA3A0538.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑順番が来たら、ローラーで運ばれて行きます。

そして効率よく全自動で、一本づつ加工されていきます。

 

 

CA3A0539.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加工の機械のアームにはいろんな刃が取り付けてあって

ほぞ穴から、座彫りからいっぺんに出来るようになってます、しかも両面共一度に・・・。

ものの30秒ほどで刻み終わった材料たちが流れ出てきます・・・。

あまりにも早すぎる、しかも寸法も寸分たがわずですよ!

 

CA3A0540.jpg CA3A0541.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CA3A0542.jpgのサムネール画像のサムネール画像 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑仕口加工用のドリルも数種類が同じアームにセットされています。

仕口の加工方法に合わせて回転して、

画像みたいに一生懸命働いています。(あまりにも働き者で画像がぶれています(^^))

 

 

CA3A0543.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗に加工された梁が、ローラーに載って出口に向かいます。

そして、梱包されていきます。

 

 

CA3A0548.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一軒分の材料が、工程順にまとめられ出荷を待っています。

CA3A0549.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、トラックに積まれて、現場に出発です。

 

他にも、床材用の構造合板のカットの機械があったり

CA3A0546.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間柱・筋交いのカットの機械もありました。

CA3A0550.jpgCA3A0552.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大工さんも、カットされる方法がどんなか、興味しんしん。

 

CA3A0544.jpg

CA3A0547.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑加工された合板と加工待ちの合板と、

待機してる合板の枚数も、尋常じゃない!山積みです。

 

CA3A0556.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工場の全容?、とても広くて写真では向こうが見えません・・・・。

これでも工場の約4分の1程度。

 

今回の見学で、加工がどういう方法でされているのか

オートメーション化がどれだけ効率のよいものなのか、

また、機械化への投資費用の桁の違い等々、

同じ建築関係での工場を見学したにも関わらず、異次元の世界に来たような、

軽いカルチャーショックを受けながら帰ってきました。

 

当社もこのプレカット工法を採用しておりますが、

プレカットの中でも、いろいろな方法があり、

プレカット加工と同時に、仕口・継ぎ手に金属の金物を仕込んでおき

さらに高い強度を持たせた方法(金物工法・ハイブリッド工法)を採用している工務店・ホームメーカーさんも

たくさんあられたのも、この会社見学より改めて知りました。

 

ちょっと堅くなってしまいましたが、

なんといっても材料の加工のスピートが、本当に早くて正確!

想像以上、笑けて来ちゃいましたから(^^)早すぎて。

しかも、あんなにひろ~い工場なのに、働いている人間の数が少ない!

見渡した感じですが、20人いるかいないかくらいだったと思います。

すばらしい機械化・コンピューター制御のなせる業ですね。

 

 

今回、お忙しい中、この工場を紹介してくださった、現地まで一緒に来て下さった

パートナー会社の京都コンストラクション協同組合の古川 祐介様、

また、工場を案内して下さったマツシマ林工株式会社 京都園部工場 営業主任 福井 哲也様

本当にありがとうございました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

この見学で得た知識・感動を大切に、毎日の仕事に生かして行こうと思います。

 

 

前の記事へ   記事一覧へ   
ページの上に戻る

お電話でのお問い合わせは10時から18時まで、E-mail・FAXは24時間受け付けております。

〒604-8832
京都市中京区壬生下溝町36
株式会社 谷元工務店
Copyright (C) 谷元工務店. All Rights Reserved.